新着情報特許についてのお知らせ

特にベンチャー様の特許の取り方の基本的方針について

私どもの基本的方針として、2つの視点が重要と考えています。

一つ目は、上市、又は上市予定の製品やサービスを正確に権利化して、他者からの権利侵害などの妨害を受けないようにする防衛に主眼を置いた視点です。

二つ目としては、広い権利を取得して、他者の模倣を抑えるという攻撃に主眼を置いた視点になります。

 

まずは一つ目の視点では、請求項を過度に広くせずに製品に合致した本来的な発明を正確に文章で記載することになります(二つ目の視点による広範な請求項の記載よりも遙かに記載が難しく技能が必要とされます)。

二つ目の視点では、広範な請求項の記載は、一つ目の視点による正確な請求項の審査結果を参照して、どこを拡げられるとか、どこに集中できるかを思案しながら、適宜追加したり、分割出願で手当てしたり、柔軟に策を練っていくこととなります。

 

なお、一つ目の視点によって正確に請求項を記載することは、審査官の発明理解を促進するので、その後の審査の好結果を引き出すのに有効であることが、これまでの30年の経験から導き出された一つの解であると自認しております。

 

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