特許は読み難くって...何を書いているかかいつまんで知りたい方々は多くいます
企業経営者、開発者などで、とにかく特許は読み難くって...何を書いているかさっぱりわからない、掻い摘んで知りたいと思っている方が多くいらっしゃいます。企業経営方針や開発の方向付けなどを決めるにあたっては、他社の特許をちゃんと理解する必要に迫られる場面も多くあります。
ただ、請求項は、特許の権利範囲を決定付ける権利書のようなもので、土地の区画を測量によって定めるのとは違い、文章でその範疇、外縁を定める必要があり、それこそが特許をわかりにくくしている要因でもあります。狭すぎないように、その一方で過度に広すぎて特許として認められなくては何にもならないし、また文章や用語が不明瞭ではいけないし...などなどいろいろ考えていくと、どうしても読みにくくて、解り難い文章になってしまいます。
例えば特許6751788はプログラミング学習支援技術に関する特許ですが、その前提などをきちんと書いていくとどうしても長くなります。それは仕方ないことですが、結局何がポイントなのか解り難くなってしまいます。
ざっくり説明しますと、この特許は、あるwebページを構成するよう課題(出題内容)が出され、それを見ながら学習者がプログラムコードを入力すると、そのプログラムコードに応じたプレビューが即時に見れるようにしたプログラミング学習を支援する技術を前提としており、特許としては、出題内容、コード入力、プレビューの画面構成に関しており、特に、ポイントはプレビュー画面を動的に変化させることにあるようです。
もともとは、プログラムコードを入力すると、即時にプレビューが見れることについて特許を取りたかったのでしょうが、それではさすがに特許にならず、
しかたなく、プレビュー画面の動的変化を加えて特許を取得したことが伺えます。
このように特許を掻い摘んでざっくり理解して、なるほどと思いたい方、もちろん費用は掛かってしまいますが、お気軽にご相談ください。